ローザンヌ到着
ローザンヌに着きました。10時前ぐらい。
スイスとフランスを結ぶレマン湖周辺にはたくさん町があるのですが、その中でも都会的な賑わいと歴史的な雰囲気を兼ねた大きな街です。
IOC本部があるので色んなところに五輪のマークがありますね。
街には寺院や美術館が豊富で、街を離れるとワインのブドウ畑が広がり見所たくさんです。私もここでのんびり優雅にサマーバケーション気分を味わいたいと思い2日間過ごしました。
そういうわけであいにくの雨ですが荷物を預けるためにホテルへ向かいます。
バスで移動。バスの前方と中央らへんに電光掲示板があってどこに停まるかすぐわかるので便利。毎回よく見えるところに座ってました。
日本のローカルバスより広いのでキャリーケースも乗せやすいです。通勤時間とずれてたし。
特にチケットを見せることなく乗り降りします。
バスの券売機ぜんぜんわかんないね。すいません。
2日間泊まるとこ
イビスローザンヌセンター
イビスってフランス発のホテルチェーンらしいです。日本にもあるんだって。
お部屋はこんなの。
シングルのお部屋は見つからなかったのでダブル。
朝食なしで1泊12000円くらい(2019年夏時点)。お高めですがアクセスよく周りにお店がたくさんある。そしてとてもきれい。
フロントでカップ麺やビール販売もしてました。これは初日のジュネーヴのホテルにもあった。
今回は初スイスということで基本ホテルは主要駅の近くで泊まりました。治安もわからなかったし。あとはお値段と相談。イビス系列はゲストハウスを除けばお安い方だと思いました。
ジュネーヴやベルンでもそうだったのですが交通機関がとにかく便利なので少し主要駅から離れた場所でも移動の時間はそれほど苦ではないです。今度はロケーション重視でホテル選びしてみたい。
スイスは坂が多いなあと感じたので体力不安な人はホテル周辺のバス停や駅からの距離だけ気にしておいた方がいいかも。ローザンヌのイビスはバス停からすぐ近くでしたが坂道が急でキャリーケースを引くのが少し大変でした。
夏にコロちゃんが落ち着いているかはわかりませんがさっき調べたらスイスのホテルが軒並み値下げしまくっててイビスローザンヌにいたっては同じ8月時期でも7000円台でした。ギャンブル予約される方はキャンセル不可のとこ多数なのでお気をつけて。
2019/8/6 ベルン〜ローザンヌ・言語のはなし
朝ベルンのユースホステルから見えた連邦議事堂の裏側。
朝食を食べて出発します。
ローザンヌ行きの電車に乗る前に、ベルンのお土産屋さんで木製ハガキ(街のイラストが描かれてる)を購入したので祖父母へ送ろうと駅の近くで郵便局を探しました。SWISS POST。雨降ってきたしキャリー重いしちょっと迷子になるしで朝から心が折れそうでしたが無事に送ることができました。
住所の書き方は『海外から 日本 郵便』でお調べください。
受付のお姉さんは慣れた感じで対応してくれました。なんか聞かれてテキトーにイエスって答えたけど多分「普通郵便か速達か」を聞かれたんだと思う。
私が帰国する頃には兵庫に届いていたので5日かからないぐらいで日本へ届くと思います。
北海道のトマムからも木製ハガキ送ったので好きなんでしょうね。木製ハガキ。
さてベルン中央駅からローザンヌ駅まで再び列車の旅です。1時間ぐらい。
2階席もある。
この日は前日よりも少し人が多め。座れるか心配でした。
座れました(スピード解決)
持ち手のとこに結んであるストラップはスリ防止につけたものです。乃木坂のチケットホルダーから取りました。最推し3期生大園桃子ちゃんのチケホルにはスイスパスを入れている。絶対に無くさない。
椅子に座れなくても好きなとこに座っちゃってよいみたいです。ダメだと思うけど車掌さんがチケット確認に来た時も特に注意せず避けて通ってたのでセーフぽい。
ちなみにお兄さんが腰掛けてるとこはキャリーケースなど荷物を置いておく場所です。座席に荷物が収まらなかったら利用しましょう。優しいスイス人ならどいてくれるよ多分。
ところで話変わって言語について、スイスは英語のほかにドイツ語・フランス語がそれぞれの地域で使われています。チューリッヒ方面はドイツ語、ジュネーヴ方面はフランス語。
ベルンは真ん中ですがドイツ語を主に使用していました。ぐーてんたーくだんけしぇん。
ローザンヌはフランス語圏です。ぼんじゅーめるしー。
スイス行きを決めてからNHKのドイツ語講座を毎日見ていたのですがフランス語もあるんかいとわかった瞬間から諦めました。そもそも英語も話せないし。昔インドで「こんにちは」と「ありがとう」をその国の言葉で言えばだいたいにこやかに返してくれたしそれだけで世界はピースでしょ(発想がつんく♂)
なぜ言語の話かというとベルンからローザンヌへ行く車内でスイスパスを確認してくれた車掌さんになんと言えばよいのか迷ったからです。
結局私は「ダンケ〜メルシ〜ありがと〜!」と思いついたすべての言語で返しました。壊れたラジオかな。車掌のお姉さんは「アリガトー」と答えてくれました。やさしいせかいです。
ことばのおべんきょうがんばりましょうね。
もうすぐろーざんぬにつきます。
ベルンまとめ・無料交通パスについて
1日過ごしたベルン。
世界遺産の街並みはとっても美しく歩いているだけで楽しかったです。
観光スポットも豊富で、移動手段も充実しているのでたくさん見て回れました。
次は歴史博物館も行きたいな。連邦議事堂のツアーも面白そう。ベルンから少し離れたアフォルテルンも今度は行ってみたい。チーズが有名なようです。
旧市街は石畳なので歩き続けるとかなり疲れます。動きやすい靴推奨。
でも昔の街並みだけじゃなく、ベルン中央駅はガラス張りで近代的な造りだし駅の周辺はすごく都会。さすが首都。日本大使館もあるよ。
個人的には、効率よく回れたら1日で満足かなという感想です。
ベルンはチューリッヒからもローザンヌからも電車で1時間ぐらいなので、どちらかの街で拠点を構えても朝から夕方まで十分楽しんで戻れると思います。
でも!ベルンで宿泊すると!宿泊先で市内の無料交通パスをもらえます!
実はジュネーヴのホテルでも貰えました。スイスは宿泊先でその市内の無料交通パスがもらえるシステムなのです。観光客に優しすぎるのでは。
またベルンではミュージアムカードが販売されています。
24時間券28CHFと48時間券35CHF(世界の歩き方調べ)
ベルン市内の美術館博物館ぜんぶ入れる無敵カード。無料交通パスと合わせれば1日だいたい3000円ぐらいでベルンを満喫できます。
私は長距離の移動費+ベルン以外の美術館などの入館料+市内から出たくなったらなどなど色々考慮して、値段は上回れどその差は若干だったためスイストラベルパスを選びました。楽だし。
スイスのトラベルパスについてさらに詳しく書いてくれてるホームページありました。
https://www1.myswiss.jp/topic/smart.htm
私はこのページを見ないで行きましたが。さっきみつけた。めっちゃ便利じゃんここ。
各市内交通パスやミュージアムパスを駆使していたら1万ぐらい安かったのかなあウーム。でも次行くときは山岳方面も行きたいと思っているのでやっぱりスイストラベルパスを買うと思います。
次からローザンヌ編です。
ベルン散策⑥ベルナー・ミュンスター
スイスのことを調べていると主要都市には必ず教会がありました。
我が家は浄土真宗かつ私個人は空飛ぶスパゲッティーモンスター教徒なのでキリスト教知識は浅いのですが教会や大聖堂は大好き。寺も好き。
このベルナー・ミュンスターはベルンの中でも特に人気の観光スポット。ツアー団体さんも結構いました。
建物は100メートル以上あってかなり大きいです。全景撮るのにしゃがまなきゃ収まらないほど。
美しい門です。
教会に入るの自体は無料です。上の塔にも登れたようです。そっちは有料。
中は残念ながら撮影禁止です。
椅子がブワーーーッと並んでてステンドグラスがキラキラキラ〜〜〜っと輝いてパイプオルガンがドーーーーーンとありました(オードリー春日の感想)
遠くから見るとシャーペンみたいでした。
ベルン⑤宿泊・ユースホステルに泊まろう
ベルンでの宿泊はこちらでした。
ベルンユースホステル
https://www.expedia.co.jp/Bern-Hotels-Youth-Hostel-Bern.h15336097.Hotel-Information?langid=1041
1度は泊まってみようユースホステル。
バックパッカー向けの格安なホテルですね。
私が泊まったプランは女性専用ドミトリーに一泊+朝食で4200円くらいでした。
一泊1万円が妥当なスイスでは破格のお値段。
もし家族だけで1部屋借りたらさらにお得。
日本のユースホステルやゲストハウスってなんとなく"不穏さ"を写真から感じることが多いのですが、ここはとてもきれいな雰囲気だったので泊まってみることにしました。
インドで男女共同の寝台列車に乗ったりカプセルホテルが好きだったりするので共同ドミトリーで寝るのはあまり気にしないです。気は遣うよ。
ユースホステルベルンは連邦議事堂の真裏にあります。
ベルン駅からも近いようだったのでグーグルマップを頼りに向かいました。
たぶんこの赤い線のルートを通ったと思います。
これ写真では平面ですが、実際連邦議事堂とユースホステルはかなり高低差があるのでスーパーウルトラ下り坂をキャリーケース支えながら降りました。
上りだったら小野田君と真波くんが競り合うぐらいの坂(弱ペダ)
しかも雨上がりの石畳で滑りやすく、一歩間違えばキャリーケースの重さに引きずられてそのまま最速タイムで転げ落ちそうでした。
ほんまにこのルートで合ってるんかいなと思いながらまあ無事到着。
ベルン駅に到着してすぐ向かったのでチェックイン前。
この時は荷物だけ預かってもらいました。
また旧市街地の方へ戻ろうとした時「こんな鬼坂道じゃなくてもっとゆるやかな道を地元の人は歩いてるのではないか」と思い、坂とは違うルートに向かいました。
すてきなお花屋さんがありますね
あっ
めちゃめちゃ文明が発達した乗り物がある
びっくりして笑いました。そりゃそうだよね〜〜〜〜〜〜
先ほど生まれたての小鹿のように震えながら下った坂を1分ぐらいで行き来できます。
しかもスイストラベルパス有効なので乗り放題。便利オブ便利。
調子に乗って3回ぐらい往復した。
さてウロウロ観光し15時頃またホステルに戻りチェックインの受付を済ませました。
タブレットに名前や連絡先を入力して宿泊税を払ってルームキーをもらいます。カードだったかな?タッチ式のやつ
私が泊まったのは女性専用の8人部屋。2段ベッドが4つあり空いていれば好きなとこを使えます。私は奥の1段目にしました。
シーツは自分でセットします。翌朝受付にシーツを返すのも自分で。
すでに連泊しているらしい女の子がいたのですが、持ち物をきれいに配置して完全に自分だけの空間を作り上げていました。玄人です。
ロッカーや洗面台はベッドルームと扉を隔てて設置されています。ロッカーの鍵はルームキーと連動させて使えました。
シャワールームとトイレは共同スペース。
シャワーはほんとにシャワーだけ。脱衣所もなく床に置き場もないので着替えは手さげバッグにいれて吊るすようにしました。
早い時間に入ったのであまり使用されておらず清潔でした。
ていうか全体的にきれい!部屋も明かりをつければもっとよく見られたのですが、夕方時点から寝室はなぜか真っ暗だったので遠慮しました。過ごし方が違うもんねえ
毛布はちょっとごわごわしてて肌に合わなかったです。
ベッドサイドにはライトと充電コンセント。
食事はビュッフェ形式の食堂があります。
朝食の内容は1日目に泊まったビジネスホテルとそんなに変わらず、パン!チーズ!ハム!フルーツ!ヨーグルト!て感じです。ハムとチーズはどこで食べてもうまい。
こういうとこって旅してる人同士が親睦を深めたりしてるイメージがあったのでそれが1番苦手だったのですが、私が泊まったお部屋はそれぞれが物音だけ気遣い、我関せずという雰囲気で過ごしやすかったです。
おひとり何週間かヨーロッパを巡っている方に「あなたはどれぐらい滞在するの?」と聞かれたので5日ぐらいですかねとへらへら答えたら「少な!」と驚かれ、「夏のバケーションは何週間あるの?」と聞かれ「ぜんぶで2週間ぐらい」と答えたら引いてました。
私は夏休み多くもらってる方だと思うよ。夏以外は週休1日だから。
ベルン散策④
スタイリッシュな建物が印象的なパウル・クレー・センター。
スイストラベルパス有効です。手荷物はロッカーに預けるのでコイン必要です。受付で両替してれる!
恥ずかしながらパウル・クレーのことを知らなかったのですが、妹が美大受験の時によく絵を見ていたそうで教えてもらいました。
抽象的な絵が多くて上手く言葉で表現できませんが「なんか好き!」と感じた絵もいくつかありました。教養が追いつかん。
妹にポストカードをお土産に買いました。
もう一ヶ所、ベルン美術館にも行きました。スイストラベルパス有効です。
こちらは作品数が豊富ですっごく見応えがある!絵画も写真も彫刻も近代アートもたくさん。
ここで展示されていたパウル・クレーの「パルナッソスへ」がすごく好きです。
『土曜日はミュージアムへ行こう』
ということでなんと毎週土曜は無料で美術館に入れるそうです。地元の方向けかな?でもうらやましい〜日本ももっとアートを身近にしてほしいよね!
ね!(頭からパーが出てる美脚おじさんに同意を求める)
これは噴水の上にある装飾なんですが、ベルンの街中にはこんな噴水がデザイン違いでいくつかあるようなのでコンプリート目指すのも楽しそう。
この日のランチ。特に予約せず適当に入ったカフェバーです。
花びらが浮いたスープなんてオラ食ったことねえだ。しょっぱかった。
セットにパンがついてたんですが断らないと無限に出てくるので気をつけてください。
パン入りますか?って聞く前からパン持ってきてた。
メニューは通常フランス語だけど英語版出してくれた!でも読める自信なくて無難にベジタリアン向けセットを選びました。これはたしかサラダとメインとスープと無限パンがセットで2800円くらい。
スイスはおなかいっぱい食べようと思ったら毎食破産しちゃうね!
ね!(斧を持った物騒なおじさんに同意を求める)
ベルン散策③
ナイスシニアたちが街中ででかいチェスしてるだけでかっこいい
ベルンは首都ということでスイスの政治の中心です。
ドームが目立つ連邦議事堂がすてき。
キッズも涼しかろうて
近くの広場にはマーケット。
アクセサリーや紅茶などお土産選ぶのも楽しそう。
天気が良いと青いアーレ川と赤い屋根がとてもきれい。
スイスにも釣りキチがいました。何が釣れるんでしょうね。
旧市街地と呼ばれる世界遺産エリアはわりと高い場所に位置していました。
釣りをしている人たちの向こうに橋がありますが、観光客がたくさんいたのはあのへん。
下は地元の人たちの居住区のようです。私が泊まったとこもこの近く。
薄暗くて長い階段がある。ここで上と下を行き来してるみたい。
街の一番高いとこにはバラ公園もあります。
ほどほどに咲いていました。
バラ公園まで登るとベルンの街も一望できます。私は歩きましたがまあまあの坂道なのでバスに乗った方がいいです。
アインシュタインの夢女にもなれるベンチもあります。座り方がスパダリ